わかっているのにできない、やめられない―それでもADHDと共存する方法価格: 1,575円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 自らADHDであると診断を受けたイラストレーター氏が、日常生活でどんな障害を感じ、どのようにサバイバルしているかが主観的に語られている。ADHD本の中では、かなり異色のものといえる。
同じ一般人の白井由佳「オロオロしなくていいんだね」では、精神面でいかにマイナス思考を消しポジティブになるか、また、気後れせず他人の手を借りよう、などの記述が目立ったが、中山氏は、あくまでも「自力でサバイバル」路線であるようだ。
そのあまりにも具体的かつ詳細な対処法の記述に、男性特有のこだわりを感じないわけにいかない。白井氏の場合は、「まず、ネガティブな自己評価を改めて!」というメンタルな |
|
拒食症と過食症 (健康ライブラリーイラスト版)価格: 1,260円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 摂食障害は、現代の「痩せ信仰」に伴って、世界中で患者さんが増えている疾患です。
体型に関する認識は、時代・文化などによって大きく異なります。
そういう意味で、摂食障害は現代を特徴付ける疾患であると言えると思います。
まずは、ダイエットと拒食症を分ける必要があります。
適切なダイエットは、摂食障害ではありません。
問題は体重ではなく、食べ方です。
また、「やけ食い」と過食症も分けて考えなければなりません。
ストレス |
パニック障害―心の不安はとり除ける (健康ライブラリー イラスト版)価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 パニック障害の本をいくつか読んだことがありますが、知らないまま過ごしてしまっていたことがたくさんあることに気づきました。家族や配偶者にも一度読んでもらいたいと思える本です。この病気は「気のせい」ではないし、放置しておくと他の症状が出てしまうことから、この病気を正しく理解するためにおすすめします。 |
おとなのADHD―社会でじょうずに生きていくために価格: 1,890円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:9 これまで子ども特有の障害と思われていたADHD(注意欠陥多動性障害)だが、大人になっても症状が現れる人がいることから、成人の障害として認識され始めている。衝動性や不注意、注意散漫といった症状は、怠惰や努力不足と見なされ、ADHDの人々を苦しめ、彼らの人生に深刻な影響を及ぼす。本書はこの障害の原因や症状、対処法をわかりやすく解説し、患者自身が「自分の疾患について理解し、有効な解決法を試せるよう情報を提供」している。 ADHDは「治癒と努力によりコントロールが可能な障害」であり、その出発点は医師の診断を受けることである。著者はいずれも神経内科医。臨床経験に基づく具体的な事例を豊富 |
薬をやめたら頭痛が治る―頭痛治療Q&A価格: 1,575円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 頭痛もちの私は 痛みが酷くなる前や 予防的に 頻繁に市販の鎮痛薬を服用して とうとう鎮痛薬を飲んでも効かなくなり 薬物乱用頭痛になり 毎日頭痛になってしまいました。 早くこの本に巡りあいたかったです。 |
森田療法のすすめ―ノイローゼ克服法価格: 1,995円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 森田療法ってどんなのだろう?と思い、縁あってこの本と出会った。 この本は・・・ 始めの方→森田療法を実施された方々の体験談(一人一人の体験者の詳細&入院時での様子も丁寧に記載されている、) 中の方→森田療法について 後の方→森田療法にいろいろな症状についての詳細 以上の事柄が丁寧に、詳しく書かれており、とても参考になったし、役だった。 特に、始めの方に書かれている体験談は、森田療法の素晴らしさをひしひしと実感した。 後の方に書かれている症状についても、自分の症状をよく知る事が出来た。 森田療法の初心者の私にとって、始めに出会ったのがこの本で幸運だった。 |
強迫性障害からの脱出価格: 2,310円 レビュー評価:4.0 レビュー数:5 強迫性障害の本は沢山出ています。
アメリカの強迫性障害の状況を知るのにとても便利です。
この本を読んで、すぐ治療できるか、はちょっと疑問ですが。
自分で治そうとするひとにも治療協力者が必要であることを強調しているのは
共感をもてました。
翻訳も一部ぎこちないところはあっても、わかりやすく、3百数十ページを
余り長くは感じませんでした。
日本の精神医療従事者(精神科医)で、この著作に書かれている内容を十分に知悉して
いるひとはどれくらいあるのか、はちょっと心配ですね。 |
|
強迫性障害・聞きたいこと知りたいこと価格: 1,470円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 私はOCD(強迫性障害)を患っており、今も診療所に通いつつ、治療を続けております。通った年が大体1年半ほどになった2、3週間前に見てもらっている先生からの紹介で当書籍を購入しました。私は症状こそまだ、好いとはいえませんが、当書籍で救われたり、考え方を変えられたりしております。お勧めです。
著者も又、(当書籍の紹介文にも書いてあると思いますが)数々の強迫性障害を患い、いくつもの症状を自己解決してきました。そして、彼は自分と同じように強迫性障害に苦しんでいる人の為にと、当書籍を著しました。
当書籍は、著者本人や彼の交流者の強迫性障害にまつわる体験を通して、解決の糸口 |
ひとりになれない女たち―買い物依存、電話・恋愛にのめりこむ心理 (文春文庫PLUS)価格: 600円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 5年以上前、この本が単行本で出版された当時に買って読んだ記憶がある。そのときも内容に共感、同感したが今読み直してもわが身にひきくらべて身につまされる部分もあった。私も10年以上前は買物依存症に近かった。家族もいたしつきあっている人もいて世間的には恵まれすぎるくらい恵まれている仕事にもついていた。でも仕事や恋愛からくる不安で物は家に溢れていながらとにかく物を買い捲っていた。今となれば「不安で寂しかった私」の残骸がまだ家を占領し圧迫している。精神はその人の外見、生活すべて外に現れるものに影響するのがよくわかる。ここに出てくる依存症の女たちはきっと善良すぎるくらい善良で、真面目で自分のことより人の |
てんかん学ハンドブック価格: 3,570円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 てんかんの全体像が理解しやすく記載され、かつ臨床で即役立つ書物です。ちょっとまねできない至芸を見るようです。これは神経関連の医師の必携書でしょう。名著です。ところどころの「症例」、「メモ」も充実しています。細かいミスがありますが、全く許容範囲です。 |